前職はラーメン屋さんの広報を主に務めていた。
看板のデザインなんかもやらせてもらったが
外観を訴求力とインパクトあるものに変えて
50m先からでもわかるようにすると
俄然、集客と売上が劇的に変わった。
その体験をさせてもらったことは本当にありがたい。
なぜなら、すべての生業は、集客につきるからだ。
まず、存在を知られないと来店されるチャンスはない。
看板は表札ではない
店にとっては、看板とは
単に屋号を示すだけのものではなく。実は、興味を引き出す集客装置なのである。
そう考えをあらためて取り組んだら
劇的に数字が変わる店舗ができた。
それくらい、実際の数字にダイレクトに反映される重要パーツである。
ここに、注視される何かがないと
存在感なし=興味なし=素通り=来客なし。ひいては閉店である。
それくらい、ラーメン店は浮き沈みの激しい業界で
参入障壁が低く、ライバルがすぐ近くにオープンする。
弱肉強食の世界を生き抜くには
だから、このブログの看板となるヘッダー画像も
とにかく考え、考え、考え抜いた。
一回聞いたら忘れないタイトル。
思いを込めた屋号にしようと思った。
ブログは、単なる日記ではない。お店なんだと。
実際に人々が訪れる、お店であれば、掃除、メンテナンスは必須。
前職では徹底的に叩き込まれた。環境を整備すること。
それは、ネットでもリアルでも変わらない。
そう思うと、単なるヘッダー画像の埋め込みに
丸2日間もかかってしまった。
ブログは店。店主は自分
![](https://bloggerx.net/wp-content/uploads/2016/12/tensyu-300x224.jpg)
屋号、キャッチコピー。適正な大きさ、文字位置。配色。
PC、スマフォ、それぞれで見たときの画像の収まり具合と見え方。
考え出すときりがなくなり、あーでもない、こーでもないと。
でも、自分の店と思うと、愛着がありすぎて止まらないぜA〜ha!
ラーメン同様、記事も提供スピードは大事だが、内容が面白く役に立たないとリピートなしだ。
ラーメンでいえば、味に相当する。
味、中身には魔性がなければならない。
引きの強さ。魔力とは言葉では説明できない何か
言葉では説明しにくい領域だ。
本能にダイレクトに訴えてくる世界だ。
前職の社長からそこを追求する姿勢を魅せられた。
これが、根底にないとすぐにあきられる。
だから売れているラーメン屋さんは、繰り返し味変えを行っている。
放ったらかしで儲かるとかあり得ない
ブログの記事も書きっぱなしではだめ。
あとから、口に出して読むことで
客観視できる。
言葉にノリとリズムがあるか?
こうなると音楽にも近い。
この記事も、何かが足りないと推敲して書き直す。
思いを込められるか。
好きなことだから考え、やり切れる。
やり抜けたら、心地よい疲労感が味わえた。
これが、本当の快楽に違いない。
コメントを残す