85歳で著した本多静六さんの本「私の財産告白」
明治生まれの大学教授。節約と貯金と投資により
わずか40代で100億程の財を成した人物。
古い著作でも普遍的な真理だと直感し、読んでみました。
真理はシンプルで奥深く腑に落ちる
氏の人生観については、著作冒頭から至極あたりまえのことをおっしゃいます。
「人生即努力・努力即幸福」
しかし、氏の齢85年の重みから発せられるコトバにはなぜか神通力を感じます。
現代解釈すると、ホリエモンの成功しないと嘆く方に多い傾向・・・「圧倒的な努力=行動が足りてない」
打席に立ち続けなければダメ。ということにもつながってるなと。
失敗しながら改善しゴールが見えてくるもの。
だからこそ、自分が本当にやりたい仕事に出会うことも大事だと
最近特に思います。
夢中になれるような好きなことでないと、続かないからです。
「人生即努力・努力即幸福」にする戦略2つ
変わって本多氏の場合、「人生即努力・努力即幸福」戦略として2点あげてます。
- 仕事を追え
- 職業の道楽化
「仕事に追われないで、仕事追う」ことである。つまり天才が1時間かかってやるところを、2時間やって追いつき、3時間やって追い越すことである。今日の仕事を今日片付けるのは勿論、明日の仕事を今日に、明後日の仕事を明日に、さらにすすんでは今日にも引きつけることである。
〜さてここに凡人者の天才者に対する必勝ーとまでは行かなくとも、少なくとも不敗のー職業戦術がある。
仕事への理解がすすめば、さらに仕事が面白くなりますよね?
面白くなれば、こっちのもん。
はまれば勝ち。職を楽しめる領域へ突入ですね。
職業を道楽化する方法はただ一つ、勉強に存する。努力また努力の外はない。
~ 自己の志向を天職と確信して、迷わず、疑わず、一意専心努力するに於いては、早晩必ずその仕事に面白味が生れて来るものである。
~ なんでもよろしい。仕事を一所懸命にやる。職業を道楽化するまでに打ち込む、これが平凡人の自己を大成する唯一の途である。
〜 富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない
本多静六氏の本「私の財産告白」
今、金融とインターネットに関する仕事に1番興味があります。
実際にその仕事にたずさわれて幸せです。
勤務と投資で学びインプットし、それを理解してブログでアウトプット。
勉強と同時にコンテンツも作れる喜びもあり、結果もではじめてます。
今1番いいサイクルで仕事がまわりはじめました。
これを、道楽と呼べるまで実践しながら、学んでこの場で共有していけばよろしいかと。
コツコツ努力が道楽を呼びますね。
誰も見向きもしないところから、コツコツコツコツ。まさにブログの記事をつくる姿勢そのもの。
お金を増やす極意4つの手順とは?
- 1/4天引き貯金と臨時収入は全て貯金
- その貯金で雪ダルマの芯(種銭)を作る。芯ができたら分散投資(株や土地、事業など優良資産へ)
- 「焦らず、怠らず、時節を待つ」長期投資スタンスで。
- 好景気は勤倹貯蓄、不景気は思い切った投資。(メリハリ大事。下がった時だけ買う)
虚栄心は利殖の最大の敵という心構えがおありなんで
見栄を張らずに、ムダな出費なし=節約。
種銭であせらず長期投資が可能になる
そういうことかと。
本多氏の投資方法を現代的にアレンジして実践してみる
本多氏が色褪せていないのは
レバレッジを効かせてお金を増やす大胆な利殖法も説かれているからです。
そこに、1番びっくりしました。単なる堅実派でもないやり方。
そのやり方は、こう。
普段の貯金の信用力で銀行から低金利で資金融資を引き出す。
当資金を元に、確実に4倍以上の利回りでまわせる資産と踏めば
そこへ投資。
実行する価値ありと。
さらに有利に早く資産形成できる方法として告白されておりました。
冷静かつ大胆に相場を読める場数を踏んだ至言でしょうが
1番心にのこりました。
これは、私のような凡人であれば、銀行の少額融資は無理なんで、生命保険の契約者貸付の活用にあたるなと。
氏の戦術を現代に置き換えれば、どう解釈実践していくのがいいのか?
自分なりに時代的アレンジをして試してみます。
今は月2−3万程度の積立しかできませんが
投資先は仮想通貨に特化。
仮想通貨の出現によって、利回り11月26日現在80%以上で推移。
凡人投資家としては出来過ぎスタート。
下がったら買うというシンプルな長期投資スタンスで、あせらずあわてずコツコツと。
欲に飲まれず、勤勉倹約がベース。
倹約につとめ、余剰資金投入できるお金を常に準備できておくことが
キモですね。
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