仕事がやっと身になり、自分のスキルとして定着してきた。
正直何度も恥ずかしい失敗しながら、糧として成長できている。
いわゆるコールセンターの仕事であるが
ここを深掘りしていかないと
道は開けない。
逆に言えば、このチャンスを自分のものにするべく
インプット力とアウトプット力を磨けば
未来を切り開けるベースは出来上がる。
雇用されるということは
客観的に言えば、社会にとってまだ使い物になる能力があると
評価をいただいているということ。
ありがたいことである。
なぜ、直腸がん経験者はコールセンターを選んだのか?
わたしの場合、直腸がんでトイレの調整がむつかしいので
お腹が空いてしまう仕事は避けたかった。
昼食をほとんど食べなくても、体力的に向き合える仕事として
現在の職を選んだ次第である。
頭と、耳と口と手はモーレツに可動しまくっているが
体力的な消耗はないので
昼食はオニギリ1個で充分。お腹もさして空かないので
予期せぬトイレタイムも発生せず
安心して働けるのが1番。この選択に間違いなく
労働環境的には1番あっている。
コールセンターって、50半ば過ぎのおじさんでもやれんのか?
しかしながら、50代半ば過ぎで
頭の回転とブラインドタッチを同時にテキパキこなしながら
マニュアルのインプットと
顧客のお困りごとを瞬時に理解して
わかりやすく伝える。
解決できるよう導くアウトプット力。
お客様のわからないが、わかるようにならなければ話しにならないのも事実。
20代〜30代のバリバリの人材とわたりあうのは並大抵ではない。
事実、新人のご年配の方が研修後続かず
やめられるケースは少なくないのが現実だ。
自分も正直、何度かやめたほうがいいかなとも思ったが
数少ない元気で真摯に取り組まれるご年配の先輩方の存在があった。
その背中を見て感動もするし、素直に励まされてきた。
辞めるのは簡単。
でも、辞めてしまったあと、次の職場でアピールできるものがなければ、自信も生まれてないなら
やはり、やめるべきではない。
50代半ば過ぎを雇う大手の企業なんてそうそうあるわけではない。
チャンスととらえて真剣に、ほかを無にしてでも向き合わないと
自分の成長はないと仕事が語ってくるのだ。
ここから逃げてはいけないよと。
覚悟をすると少しずつ見える風景が変わってくる
まず、膨大なマニュアル、イレギュラーな対応にも動じないインプット力がなければ
はじまらない。いわゆる記憶力が土台として試される。
記憶はくりかえし想起することでしか定着しない。
考えてみれば、試験対策、いわゆる暗記力養成もそうだった。
間違いやすいポイントがあるなら
脳裏に刻印されるまで、何度も自分でイメージして
映像で瞬時に浮かぶように変えていくしかない。
なので、いかに仕事に活かせる脳内マニュアルをつくれるかが勝負であり
体験知でもって内容をバージョンアップしていくしかない。
そうすれば、夢は開ける。
潜在能力は孤独な夜にひらく。あなたの夢はあなた自身の手でひらかねば
誰もひらけない。
娘は天才だが、母はさらに上いく天才だ。
低音のドスと人間の闇と業を体現できる声がヒカル。
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